測量マスターのポイント選択方式は、直接選択を採用しています。これは冠名によりポイントを分類し、迷う事無く必要なポイントを選択するためです。ポイント名や番号で検索し呼び出す方法もありますが、全てのポイントを把握していないと呼出すのに手間取ったり、間違ったりすることがあります。直接選択は、多少時間が掛かることもありますが、確実に選択できる事がだいじです。
路線を登録すると、冠名Noより測点を選択出来るようになります。路線登録時に、変化点には自動で縦(縦断変化点、横(横断勾配変化点)、拡(拡幅変化点)の文字が入り、変化点を把握しながら測設することが出来ます。
路線幅杭逆計算の測点サーチ機能を使えば、計測した地点から近い測点の横断方向までの距離がわかります。
施工後の測点マーキングでサーチ機能を使いマーキングをします。その後、そのポイントを路線幅杭逆計算で計測して保存すれば、出来形計測も出来ます。保存内容は、計測した測点、センターからの距離、距離の差、出来高との差が保存されているので、それを見ながら出来形管理図が作成できます。
切土、盛土などは、横断測量を利用すれば、同じような事が出来ます。
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エクセル座標一覧ダウンロード(CSVファイルをエクセルで座標一覧表に出来ます) |
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トラバー杭にもわかり易いようにメモを入力することが出来ます。その他のBMや幅杭など全てのポイントにメモが入力出来ます。 | |||||||||||
測点サーチ機能は、路線の幅杭逆計算と、横断測量に実装している機能です。挟角及び距離を入力し、測点サーチボタンを押すと計算します。
横断測量では、選択した測点の横断方向までの距離を計算します。正確な横断方向を把握しながら計測することが出来ます。 皆さん、出来形を測る時、法面などに測点の横断方向をマーキングしますよね。その時、どうやって横断方向を出してますか?測点毎に器械を据えて出していませんか? |
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図の様に、全体が見渡せる位置に器械を設置し、出したい測点の横断方向付近を計測します。測点サーチボタンを押すと、その横断方向までの距離が表示されます。その距離移動すれば、そこが横断方向です。直線ならメジャーである程度測れますが、曲線区間なら、正確な距離はわかりませんよね。 |
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長尺(2m)の二次製品の布設は、基準値とライン取が難しいものです。急カーブとバーチがある区間などとても大変です。そこで、測量マスターの路線幅杭逆計算と、オフセット計算を使えば、余裕幅を確保しながら綺麗な線形での布設が可能です。布設するたびに計測することでミリ単位の精度で施工が可能です。まず仮置きし、計測。あとは、ズレを修正すれば完了。二度手間無しに完璧な施工が出来ます。 | |||||||||||
切土丁張計算を応用したブロック及び擁壁の丁張計算も出来ます。道路より低い位置のブロックや擁壁は、それぞれ丁張計算が出来ますが、道路より高い位置のブロックや擁壁は、切土丁張計算の断面登録で路肩からブロックまでの距離と、法勾配、直高を登録することで、任意点からブロック前面までの距離を計算できます。 入力例:切土断面登録を使用 |
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