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左図のような道路高より上に施工するブロック積の計算方法を説明します。

1.床掘前の丁張計算
切土丁張計算を使って計算します。ブロック面を切土法面と仮定して断面登録を行います。登録すれば、切土丁張計算と同じく、ブロック面までの距離が計算出来ます。

切土断面登録を開きます。この値は例です。実際は施工断面に合わせて入力してください。

1.路肩から法尻までの距離  0.70
2.路肩から法尻までの高差  0
3.法面直高            6.0
4.法勾配             0.4
3の法面直高には、エラー出ないように実際の設計値(ブロック高)より高い値を入力してください。

 

2.床掘しながら基礎の丁張を出す計算

ブロック基礎の丁張計算では、ブロック天端と路肩が平行でないと計算できませんが、断面の要素を工夫すれば、道路より上に施工するブロックの基礎丁張を計算できます。

 

断面の登録方法ですが、計画高より1.0m上がったブロック面をブロック肩と仮定します。路肩より、その仮定したブロック肩までの距離は、1.20mとなります。なので断面登録値
W1 =1.2  
W2 =-0.1 (マイナス符号を付けるのは、センター方向に基礎幅が移動するため)
H1 =1.00
N =-0.5 (勾配にもセンター側に傾斜しているのでマイナス符号を付ける)
次に基礎の変化点(赤印)の測点と基礎高を登録します。
最後にブロック積の起点及び終点測点及び左右を選択して登録します。

これで路面より上に施工するブロック積の基礎丁張計算ができます。